オホーツクの四季の顔
 日本の中でもオホーツクほど四季の違いが際だっているところは少ないかもしれません。春夏秋冬、それぞれにまったく別の顔を見せてくれる自然豊かな地域です。
 オホーツクは単に風光明媚なだけではありません。まったくの手つかずの大自然もありますが、オホーツクは人々が開拓の鍬を振るいながらも、生活の中で守り続けてきた貴重な風景も少なくありません。

 この素晴らしい風景の一片をあなたも心のポケットに入れて持ち帰りませんか。オホーツクはきっとすばらしい思い出になるでしょう。




 
7〜13世紀のオホーツク文化人
 北海道北部から東部にかけて、紀元7〜13世紀に独特の文化を持つ人々が住んでいました。オホーツク沿岸地方に主に遺跡が発掘されていますが、彼らはオホーツク文化人と呼ばれています。彼らの遺跡はサハリンから南千島の島々にも分布しています。

 オホーツク海は流氷が来る海です。実は流氷の下には無数のプランクトンがいて、これを求めて多くの魚類や、流氷の南下とともにアザラシやトドなど海獣類が移動します。オホーツク文化人はそれらの魚類や海獣を狩猟する民族でした。
 海獣と漁労の民であるオホーツク文化の人々は海岸線や河口部に集落を形成し、土器、木器や動物の骨や角を使った道具が生活の主体でした。土器の表面には粘土をそうめん状に細長くしたものを貼り付けた独特の文様があります。
 狩猟・漁労に関する道具ではオットセイ、アザラシ、トドを捕獲するための銛先に非常に洗練された工夫が見られます。獲物に命中して銛綱が引かれた瞬間に体内で銛先が回転するもの、2,3段のかえりによって抜けることがないかえり式のようなものまで多様です。
 オホーツク文化の遺跡は13世紀までで姿を消します。オホーツク文化の人々は当時北海道全域にいた擦紋文化の人々に吸収されていった、とされていますが。しかし、海獣狩猟の技術や精神文化はこの後のアイヌ文化の母体となる擦紋文化に多くの影響を与えました。

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