菊地慶一

 1932年(昭和7)旭川市生まれ。釧路市で育ち北海道空襲を体験。網走管内の小学校、高等学校に勤務。網走南ケ丘高校を早期退職。
 1973年(昭和48)「白いオホーツク――流氷の海の記録」を刊行。同年児童文学「オホーツクの風にむかって」が学研児童文学賞に入賞。以後児童文学作品を出版する。またノンフィクションの「紅の海――網走空襲の記録」「語りつぐ北海道空襲」などで北海道空襲を掘り起こす。戦後開拓を記録した「黄色の川」を文芸誌に連載し2005年(平成17)「もうひとつの知床――戦後開拓物語」を北海道新聞社から発刊する。また流氷関連の著作も多く「オホーツク流氷物語」「流氷――白いオホーツクからの伝言」など多くを刊行し、オホーツク流氷圏の紹介に努める。
 網走市文化賞、網走新聞文化賞、林白言賞、北海道新聞文化賞などを受賞。

<著作一覧>
(流氷記録)
1973(昭48)白いオホーツク――流氷の海の記録創映出版
1978(昭53)流氷素描えぞまつ豆本の会
1979(昭54)流氷繪本オホーツク書房
1982(昭57)流氷の世界 共著岩崎書店
1987(昭62)オホーツク流氷物語共同文化社
2000(平12)ドキュメント 流氷くる!共同文化社
2000(平12)わたしの流氷――21世紀へ伝えたい 編著オホーツク文化の会
2001(平13)氷岬紀行――流氷の海と58の灯台共同文化社
2004(平16)流氷――白いオホーツク海からの伝言響文社
 
(児童文学)
1974(昭49)ふたりの白鳥クラブ金の星社
1977(昭52)オホーツクの歌岩崎書店
1978(昭53)はくちょうクルル小学館
1978(昭53)めんめのゆめオホーツク書房
1987(昭62)岬の花子−あるキタキツネの一生実業之日本社
2011(平23)流氷ほたるの海児童文学者協会北海道支部刊
 
(空襲記録)
1977(昭52)紅の海――網走空襲犠牲者の記録楡書房
1979(昭54)ハマナスのかげで――北海道空襲の記録 編著北書房
1990(平2)網走空襲の記録         編著網走空襲の会
1995(平7)北海道空襲―1945年7月14、15日の記録北海道新聞社
2007(平19)語りつぐ北海道空襲北海道新聞社
2010(平22)悲しみの夏―語りつぐ北海道空襲補遺T北海道空襲を記録する会
2011(平23)悲しみの夏―語りつぐ北海道空襲補遺U北海道空襲を記録する会
 
(ノンフィクション)
2004(平16)街にクジラがいた風景――オホーツクの捕鯨文化と庶民の暮らし寿郎社
2005(平17)わたしの八月十五日――オホーツクの庶民が体験した敗戦の日 編著 オホーツク文化の会
2005(平17)もうひとつの知床――戦後開拓ものがたり北海道新聞社
2005(平17) 沖縄で骨を掘る―いくさやまあーだうわてーうらんオホーツク書房
2009(平21)流氷の見える丘から(エッセイ集)オホーツク書房
2012(平24)あばしりものがたり――埋もれた歴史をひろうオホーツク書房
 
(その他)
1982(昭57)網走叢書  網走の碑 共著 網走市教育委員会
1988(昭63)網走叢書  網走百話 共著 網走市教育委員会
1992(平4) 網走叢書 続網走百話 共著 網走市教育委員会
1995(平7) 網走川歴史紀行 共著 網走市教育委員会
1999(平11)網走文学散歩 共著 網走市教育委員会
1999(平11)私たちの網走川 ――115キロの記録 編著オホーツク書房
2013.2.23